先日会場を歩いていて、同じ種類のものをたくさん並べて見せる作品がいくつかあることに気がつきました。
と、こう書くと、だから何?というかんじなのですが、実際に見てみると「はあ、よくまあこんなにねえ・・・」と、とりあえずその数・物量に感じ入ってしまうのです。
(もちろん見ているうちに、もっと色々なことを思うのですけれど)
というわけで、本日は「たくさんシリーズ」です。
薄笑いをうかべたような仮面が延々と。
玉がいっぱい。よく見ると、顔のようなものがあるんですよ・・・
壁一面の自画像!
紅茶のティーバッグ。毎日、よく飲みましたねえ。
これ全部(中まで)、空き缶のリングプルですって!
積んであるのは薬莢です。
とりあえずこのくらい。
これだけの数の作品を描いたり、作ったり集めたりして、さらに展示するのにどれだけの時間と労力がかかることか。しかもよい大人が夢中になってこれだけのものを作っているということ。
そんなことに思いをめぐらすと、なんだか果てしない気分になります。美術って(というか世の中って)おもしろくて、ちょっと変ですね。