秋晴れの10月12日と13日、
県美展のワークショップ「人間たてばんこ」と
「むぎゅっと、はぎれ」を実施しました。

講師は、関西で活躍中の美術家、倉科勇三さんです。
美術なんて、自分とは縁がないし、
絵なんて描いたことないわ、という人でも楽しめて、
しかも作りながら見ることも楽しめるワークショップを
3年連続でやっていただいています。

12日は「人間たてばんこ」
「たてばんこ」とは「立版古」。
浮世絵のなかでも
切って組み立てて遊ぶことのできるおもちゃ絵のことです。

今回は大きなダンボールを使って、
等身大の自分の分身をつくりました。

まずはダンボールの上でポーズをとり、
その型を鉛筆でとってもらいます。
人間たてばんこ:かたどり
くすぐったい!!

人間たてばんこ:色塗り
そしてそれに色をつけ、

人間たてばんこ:切り抜き
切り抜いて・・・・

壁に貼り付けます。

人間たてばんこ:展示
完成。

13日は「むぎゅっと、はぎれ。」
前日のダンボールのはぎれを使います。
美術館の玄関前に
ダンボールを敷きます。
むぎゅっと、はぎれ。:ダンボールの道

その隙間に、はぎれダンボールに絵を描いたものを
むぎゅむぎゅっと敷き詰めていきます。


むぎゅっと、はぎれ。
はぎれがどんな形にみえるか????

むぎゅっと、はぎれ:お絵描き中
だんだん夢中に。

描いたらそれを並べて・・・・

むぎゅっと、はぎれ。:完成
はぎれの帯が美術館前に出現。

「むぎゅっと、はぎれ。」は日にさらされて
浮き上がってしまったので
残念ながら1週間ではがしてしまいましたが、
「人間たてばんこ」は講座室で展示しています。

県美展と併せてご覧下さい。