山口県総合芸術文化祭『HEART』2024|山口県立美術館

アート・ルート
一の坂

2025年2月27日(木)〜
3月16日(日)

山口県立美術館と山口市中心商店街をむすぶルート、一の坂川エリアを、アートな遊歩道にしようという企画。ものづくりのワクワク感が味わえるワークショップを続々と行います。

アーティスト交流企画 陶芸家・金子司のワークショップ 「キノコヲツクル in 山口県美」

[日時] 3月8日(土)
  • 【vol.1】10:30〜12:00
  • 【vol.2】13:30〜15:00
[会場] 山口県立美術館 講座室
その他
[定員] 各回15名(要申込・先着順)
[対象] 小学4年生以上
[参加費] 各回1,000円

「土」は重たくて硬そうだ。でもね、ひとたび陶芸家の手にかかると、あっという間に大変身!
びっくりするほど柔らかい。このたびのワークショップでは、「土」を伸ばしたり、引っ張ったり、ねじったり、押し付けたり…。
陶芸家・金子司の手を借りて、「土」のなかに潜むいろいろなキノコのカタチをとりだしましょう。

ワークショップ参加申し込み

画像:ROUTE 102

HEART企画 「カネコのキノコ」展

[日時] 2月27日(木)〜3月23日(日)
  • ※木・金・土・日のみオープン
  • 12:00〜18:00(土・日は11:00〜18:00)
[会場] HEART SPOT 102
(山口市米屋町商店街 山口銀行米屋町出張所前)

紀元前2000年ごろの縄文遺跡から発見されたキノコ形の土器をご存じ?
キノコにしか見えないカワイイカタチ。4000年前のそんな「縄文のキノコ」がヒトとキノコの付き合いの古さを物語る。たくさん食べてきたに違いない。でも、それだけかな?
4000年後の金子がつくったキノコを見ていると、視覚もまた刺激され続けてきたに違いないと思うのだ。
妖しくも可愛い毒(?)キノコの色彩。天に向かってスルッと伸びた不思議な形。そんな「カネコのキノコ」を、萩市三見の工房から、少しだけ狩りとって紹介します。

画像:金子司近影
金子司 プロフィール
1970年、萩市生まれ。山口県美術展覧会 1997年佳作、2000年優秀賞。2006年第4回インターナショナル・コンテンポラリー・セラミック・セッション(アルゼンチン)にて滞在制作ワークショップ。2007年、山口県立萩美術館・浦上記念館にて「種々(くさぐさ)」展。2009年、カルロ・ザウリ美術館(イタリア)滞在制作ワークショップ。2010年、広島市立現代美術館にて「きのこアート研究所展」。2015年、ミラノ万博出品(イタリア)。銀座三越等個展多数開催。昨年は、テレビ番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日)にて取り上げられる等、陶芸界のみならず一般的にも注目される。パブリックコレクション:山口県立萩美術館・浦上記念館、岐阜現代陶芸美術館、カルロ・ザウリ美術館