カナレットとヴェネツィアの輝き|山口県立美術館

- カナレット 《カナル・グランデのレガッタ》(部分)
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- 1730–39年頃
- 油彩/カンヴァス
- ボウズ美術館、ダラム
- The Bowes Museum, Barnard Castle, Co. Durham, England
画家たちを虜にしてきた、水の都。
青い空と穏やかな運河に挟まれた壮麗な建物。金箔と緋色で飾られた豪華な御座船、波間にただようゴンドラ。このいかにも「映える」ヴェネツィアの華やかなイメージを創り出したのが、緻密かつ鮮やかな描写で一世を風靡したカナレット(1697―1768)でした。その評判はヨーロッパ中に広まり、以来、多くの画家たちがこの世にも稀な水上都市に惹かれ、その景観を描きにやってきたのです。本展では、本邦初公開となる多数のカナレット作品を中心に、18世紀から19世紀の印象派まで、およそ200年にわたって描き継がれたヴェネツィアの姿をご紹介します。その富と美しさから「アドリア海の女王」とも呼ばれるヴェネツィア。華麗なるその移り変わりをお楽しみください。

カナレット Canaletto, 1697–1768
本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナル(Giovanni Antonio Canal)。1697年、ヴェネツィアに生まれる。舞台背景の画家だった父のベルナルド・カナルと区別するため、「カナレット」(=小さなカナル)と呼ばれた。当初、父の仕事を手伝い、1720年頃に独立。ヴェネツィアの陽光きらめく都市景観を鮮やかに描き出した作品で名を馳せる。1746年からは英国に滞在し、1755年に帰国。1768年、ヴェネツィアで没した。


- カナレット《昇天祭、モーロ河岸に戻るブチントーロ》
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- 1738–42年頃 油彩/カンヴァス
- レスター伯爵およびホウカム・エステート管理委員会、ノーフォーク
- The Earl of Leicester and the Trustees of the Holkham Estate
開催概要
2025年4月24日(木)〜6月22日(日)
山口県立美術館
[開館時間] | 9:00〜17:00(入場は16:30まで) |
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[休館日] | 月曜日 ※ただし4月28日、5月5日、6月2日は開館 |
[観覧料] |
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- シニアは70歳以上の方、( )内は前売り、オンラインチケットおよび
20名以上の団体料金。 - 高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍の方等は無料。
- 障害者手帳等をご持参の方とその介護の方1名は無料。
- 前売り券は、ローソンまたはミニストップ店内のLoppi(Lコード:61805)、
セブンチケットでお求めください。
オンラインチケットは、本ウェブサイトの
「オンラインチケット」からご購入いただけます。
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