山口は、日本を代表する室町時代の画僧・雪舟と、その画風を受け継ぐ
江戸時代、雲谷派は、狩野派に次ぐ日本屈指の流派として、主に西日本一帯で活動しました。
そんな雲谷派の中心にいたのが萩藩毛利家お抱えの画家たち。彼らは城下町・萩を拠点に、
とりわけ江戸時代半ばまでは広く、江戸や京都、高野山といった有名寺院など、
数々のアートシーンで活躍しましたが、その実態はあまり知られていません。
そこで、雪舟と雲谷派をもっと身近に感じていただけるように、山水、花鳥、人物など、
絵のテーマごとに作品をくらべてみることで、その魅力をわかりやすくご紹介します。
水墨画だけではない、雪舟と雲谷派の多彩な絵画活動に触れる1ヶ月をぜひ体感してみてください。
2014年10月30日(木)~11月30日(日) 山口県立美術館
[開館時間]9:00~17:00(入館は16:30まで) [休館日]月曜日 ※ただし11月3日、11月24日は開館
[観覧料]一般 500円/シニア・学生 400円 ◎コレクション展セット券 一般 600円/学生 500円
※シニアは70歳以上の方。 ※18歳以下および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍の方等は無料。
[主催]山口県立美術館、山口新聞社、山口ケーブルビジョン、山口商工会議所
[企画協力]公益財団法人毛利報公会 毛利博物館、日本大学芸術学部 [特別協力]エフエム山口
11月1日(土) 14:00〜15:00
[会場]山口県立美術館 講座室 [講師]福田善子 (山口県立美術館 専門学芸員) [定員]80名(当日先着順) 聴講無料
江戸時代の雲谷派の屏風をガラス越しではなく、間近に鑑賞できる貴重な機会です。
11月3日(月・祝) 9:00~17:00
学芸員によるギャラリートーク 10:00~(30分程度、申込不要) [会場]山口県立美術館
雪舟のアトリエだった〈雲谷庵〉をめぐる講演・シンポジウムの後、
山口市天花に復元されている〈雲谷庵〉を現地見学します。
11月29日(土) 13:00〜16:30 [会場]山口市菜香亭 [定員]50名(当日先着順)
10月30日(木)~12月7日(日) [会場]毛利博物館(山口県防府市多々良1-15-1)
10月25日(土)~10月26日(日) 10:00~16:00 [会場]中市コミュニティホール(Nac)
10月30日(木)~11月30日(日) 9:00~17:00 [会場]山口県立美術館 エントランスホール
[講師]濱中応彦氏(一般社団法人日本水墨画美術協会専務理事)
11月8日(土) 13:30~16:00 [会場]山口県立美術館 講座室
無料・要申込 ※お申込・お問合せは山口商工会議所(TEL. 083-925-2300)までご連絡ください。
会期中の毎週土曜日10:00~ (30分程度、申込不要)
11月1日、8日、15日、22日(いずれも土曜日) 11:00~ (30分程度、申込不要)