ぐずついた天気が続きますが、とうとう今日で8月が終わってしまいます。今年は9/1,2が土日だから、ちょっと夏休みが長くなるのかな?
真夏の暑い最中にワークショップを行って、つくった
ROUTE102も9/2に完成する事になりました。
完成式(といっても、そんな大それたコトしませんが)を
9/2,11:00から行います。近くに来られる方はちょっと足を運んでいただけたら…。
さて、完成前にこの、トーフ小径の魅力について、もう一つ言っておきたかったことがあります。
それは
白壁のことです。
この写真は、まだトーフ・ブロックを敷き詰める前の状態です。壁を白く塗ったところに、日差しが指して、壁の向こうにある樹木の影がうつっています。
歩いていると、自分自身の影も、この白壁に写りこみます。その影の形が、白いキャンバスに描かれた絵のようで、なんともきれいなのです。
影は、陽の向きによってかわりますから、午前と午後でも影の形がかわってきます。
一見、白い壁とセメント・モルタルと砂利だけで、モノトーンの無機質に見える、ROUTE102ですが、生活空間の中に出現する異空間として、この小径を通るのが楽しくなると思ってます。
なお、あまりに白壁の事を絶賛したら、このプロジェクトのプロデューサーの山根秀信さんに「白い壁は、あくまで下のトーフブロックを引き立たせるためのもので、メインじゃない」と言われてしまいました。
たしかに、それはその通りですね。