ROUTE102 トーフ小径9/2完成間近となってきました。
最初に作業をはじめた頃には、関係者の間で「こんなスケジュールで本当に完成するのかな」という心配の声がささやかれていましたが、ご心配なく。9/2に予定通り完成する見通しが立ちました。

さて、ROUTE102の制作工程について、ブロックづくりの説明をしましたが、今回は、実際にブロックを敷き詰める作業について、御説明しましょう。

まず、ブロックの下に砂を敷き詰め、その上にブロックを置いていきます。ブロックの厚みは4cmになるように決めてつくっていますが、トーフパックを使って手作業でつくるブロックですから、厚みが完璧に一定になりません。
そこで、下にクッションがわりも兼ねて砂利を敷き詰め、その砂利で高さを調整しながら、他のブロックとデコボコにならないように敷き詰めていくのです。

ところで、いざブロックを敷き詰めはじめると、この作業が、意外に難しいことがわかります。

トーフパックは、メーカーや商品の種類によってさまざまな種類があります。大きかったり小さかったり、正方形や長方形、浅かったり深かったり。パックの模様もさまざまです。
(このうち、四角じゃなくて円形のトーフパックは、隙間が大きくなりすぎるので、パスしていました。)
同じ規格のブロックを規則正しく敷き詰めていくだけなら、それほどたいへんではありませんが、それではブロック畳が単調になりますし、作業している人間も作業が退屈になってしまいます。
そこで、上の写真のように、大小様々なトーフブロックを敷き詰めていくのですが、
今度は、うまく隙間なく敷き詰められないという問題が生じてきます。パズルみたいなもので、隙間が出来てしまったり、手頃なサイズのブロックがなかったり頭を悩ませることになります。ブロックがまっすぐに並ばなくなってきたりもします。しかし、ブロックにバリエーションが多い方がおもしろいですね。
現在まで出来上がったトーフ小径のブロックの並びを観察していくと、規則正しくブロックが並んでいるところと、少しねじ曲がって並んでいるところと、いろいろあります。
そんなブロックの形や並び方のバリエーションを観察しながら、このROUTE102を歩いてみてはいかがでしょうか?