コレクションについて
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コレクションについて
当館のコレクションは、開館(1979年)以前の1972年から始まりました。「郷土色豊かな開かれた美術館」という当初の美術館基本方針にもとづき、主に明治以降の山口県関係作家の計画的な収集が目指されました。開館後は収集対象の時代幅を近世、中世まで広げ、コレクションの質的な充実を図るとともに、現代美術の収集にも積極的に取り組み始めました。以来、地方美術館として山口ゆかりの作家に重点をおきながら収集活動を展開してきた結果、外国作家の作品をほとんど収蔵しない、独自のコレクションが形成されています。2023年現在の収蔵作品数は、日本画、洋画、水彩画、版画、素描、彫刻、工芸、写真を合わせ、およそ3600点に及んでいます。
コレクション・ハイライト
雪舟 等楊《牧牛図(牧童)》
松田 正平《四国犬》
香月 泰男《青の太陽(シベリア・シリーズ)》
吉村 芳生《タンポポ》
松林 桂月《雨後図》
植田 正治《パパとママとコドモたち〈綴方・私の家族〉より》
永地 秀太《絞り》
小林 和作《秋晴》
狩野 芳崖《懸崖飛沫図》
福田 勝治《心の小窓(藤田泰子)》
雲谷 等顔《山水図》
澄川 喜一《そりのあるかたちA》
トーマス・シュトゥルート《アレッサンドロ・スペッキ通り、ローマ》
高橋 由一《鴨図》
森山 大道《犬の町『狩人』(1972)より》
兼重 暗香《梅にかささぎ》
荒木 経惟《『センチメンタルな旅』(1978)より》
香月 泰男《北へ西へ(シベリア・シリーズ)》
牛腸 茂雄《『SELF AND OTHERS』(1977)より》
中本 達也《残された壁 (祭壇)》
森 寛斎《京人形図》
狩野 松栄《四季花鳥図》
雪舟 等楊《山水図巻》
アンセル・アダムス《ハーフ・ドーム、マーセド川、冬、ヨセミテ国立公園、カリフォルニア》
雲谷 等益《瀟湘八景図》
宮崎 進《凍る土》
桂 ゆき《猫になった女》
松田 正平《周防灘(祝島)》
林 忠彦《坂口安吾『カストリ時代』(1980)より》
雪舟 等楊《牧牛図(渡河)》
香月 泰男《埋葬(シベリア・シリーズ)》
松田 正平《バラ》
東松 照明《『〈11時02分〉NAGASAKI』(1966)より》
雲谷 等與《雪舟等楊像》
下瀬 信雄《空『萩の日々』(1998)より》
植木 茂《トルソ》
宮崎 進《旅芸人》
河上 左京《静物(水筒)》
木村 伊兵衛《秋田おばこ〈秋田〉》
やまぐちバーチャルアートミュージアム
山口県立美術館と山口県立萩美術館・浦上記念館が収蔵するコレクションのなかから、代表的な約200点の作品を、バーチャル空間上でご紹介するコンテンツです。異なるテーマからなる5つの仮想展示室(「香月泰男のシベリア・シリーズ」、「雪舟と雲谷派」、「山口ゆかりの作家たち」、「東洋陶磁」、「浮世絵」)をめぐりながら、作品詳細や動画解説をご覧いただけます。